●地球日記●   

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地球日記 <2002年2月〜2002年4月>


 アースデイ大盛況でした!(4/25 更新)

先週末のアースデイ大盛況でした。
ご来場して頂いた方々、ありがとうございました。
2日目はあいにくの雨でしたが、とっても充実した2日間でした。
懐かしい顔と会えたり、新たな、素敵な出会いもありました。

今回のアースデイから、取引を始めたA-rue.を紹介いたします。
bandaloopというアクセサリーをつくっている方と以前に偶然知り合って、その方とA-rue.の藤井さんがとても仲が良く、今回のアースデイに一緒に出店されていたのです。
いろいろ偶然も重なり、必然なのかなーと思っています。

A-rue. は、「キレイなラインのエスニックが着てみたい!!」
そんな思いから生まれたブランドです。
デザイン&パターン&サンプルをA-rue.を一人できりもりする藤井さんが担当し、ネパールで製作しています。
シャツ、スカート、パンツ、どれも、とてもかわいくて、素敵なデザインのきれいなラインの洋服です。
しかもお値段もとってもリーズナブルです。

実際に、お店にディスプレイしてみて、その素敵さを再確認しました。
他の洋服とのコーディネートも広がり、とても嬉しいです 。



<アースデイでのふろむ・あーす>


<A-rue.の上下、どちらも\3,900>



<A-rue.の上下、どちらも\3,900>



<A-rue.のシャツ\3,900、スカートはPeople tree>

 

アースデイ!(4/18 更新)
毎年4月22日は、アースデイ(地球の日)です。
地球に感謝して、地球のことを考える日です。

アースデイのイベントが、東京では、4月20日(土)21(日)と代々木公園などで行われます。
ふろむ・あーすも4月20日(土)21(日)は代々木公園に出店しています 。
いよいよ今週末に迫りました。
アースデイ東京の詳細は、http://www.earthday-tokyo.org をご覧下さい。

アースデイ、アースガーデン、雑居まつりを始め、様々なイベントに、バザー出店するのですが、三軒茶屋のふろむ・あーすも営業しながら、子どもを連れて、バザー出店するのは、結構大変です。
ふろむ・あーすを助けてくれるお手伝いさん(臨時スタッフ)のお陰でなんとかできるのですが、大変な思いで、わざわざ出店するのは、いろいろ理由があるからです。

基本的にイベント好き、おまつり好きという性格なので、バザーに参加して思いっきり楽しみたい。

お店の宣伝をしたい。
エリアが違う場所での出店では、普段のお店のお客さん以外の方へアピールができるのです。

 


● フェアトレードのことや、フェアトレード品を少しでも多くの方に紹介したい。

当日、出店/出展しているいろんな団体の人とつながりが持てる。
バザーが縁でつき合いだしたり、取引を始めた団体も多く、また、普段はなかなか会えないけど、バザーの時は会えるという人もいて、とても楽しみです。

■ こうした思いで参加するのですが、そうすると、いかに商品を良くみせるか、いかに出店しているお店を魅力的に見えるようにするかということになってくるのです。
フェアトレード品はこんなに素敵なんだよ、フェアトレードのお店は魅力的なんだよ、ということを伝えるには、バザーとはいえ、支店を出すような覚悟で臨んでいるのです。
アースデイ、アースガーデンには、素敵なクラフトのお店や普通のアジア雑貨のお店なども出店して、みんな素敵な店づくりをしていて、とても勉強になるのですが、その中でも充分通用するフェアトレード・ショップをつくり出したいと思い試行錯誤しています。
当初は、かなり幅広く商品を持っていったりもしたのですが、最近では、ある程度アイテム数を絞って、フェアトレードのパネルを置いたり、チベット・コーナーなど、特集コーナーをつくるなどの試みをしています。
せっかくなので、バザーならではの企画を考えていきたいと思います。
まだまだやるべきことはたくさんあるようですが、今後も熱い思いで、お店同様、バザーも突き詰めていきたいと思います。

 

 大人気! ヒット商品!(4/13 更新)

先週から1週間が経ちましたが、パレスチナ情勢は一向に好転しません。 アメリカのパウエル国務長官がアメリカを出発して1週間が経ちますが、肝心のイスラエル入りせずに、だらだらと時間かせぎをしています。この間にも多くの人が死んでいっているのに、まったく信じられない対応です。今日・明日には、イスラエル入りするようなので、停戦と占領からの撤退に向かうように真剣に取り組んでくれることを願います。

今回は、お店の人気商品の紹介です。

とってもPOP! 究極のリサイクル・バッグ
写真下は、ジュースのパックを再利用したバッグです。
とってもポップで、値段も手頃なので、ヒット商品になっています。
小さいほうが\600、大きい方が\800です。
フィリピンのマニラ近郊のお母さんたちが手作りしています。
(パクパクナティンより)




陶器のぶた貯金箱

定番の大人気商品、ぶたの貯金箱は\1500。
たくさん入荷して、売り切れ、しばらく入荷せず、
そしてまた入荷して、 売り切れ、しばらく入荷せずの
繰り返しとなっています。
この下の2つを見比べるとおわかりだと思いますが、
型に入れてつくっているのではなく、
1ヶ1ヶ手造りなのです。
大きさ、表情など
1ヶ1ヶ違います。
下の部分にコルクで栓をしてありますので、
お金を取り出すときに割らなくても大丈夫です。
(チリより)


 

■パレスチナに平和を!(4/6 更新)
 パレスチナのアラファト議長が監禁されて、1週間が過ぎました。
 人間の盾となっている平和運動家の方々には、本当に頭が下がります。
 アメリカはやっと重い腰を上げたようです。
 一刻も早いイスラエルの撤退を導いて欲しいものです。

 これまでのイスラエルの占領の歴史は、アメリカによって守られてきました。(事の始まりはイギリスですが。)
 国連の撤退決議さえも、拒否権をもつアメリカによっての拒否されました。
 また 、イスラエルの莫大な軍事費の一部を負担し、密接な関係のアメリカが動かないことには、残念ながら、この問題は解決できそうもありません。

 アメリカはテロと断固戦うと行っていますが、イスラエルのやっていることこそ、テロではないのでしょうか。
 この1年半で約1300人のパレスチナ人がイスラエルの攻撃により、命を落としました。
 しかもそのうち、85%が一般市民なのです。
 さらに、2万人が身体障害者となり、30%の学校が破壊され、救急車までも狙撃。
 これは、どう考えてもテロだと思います。尋常ではありません。  しかもイスラエルはパレスチナの国土を占領しているのです。

 パレスチナの過激派のテロは確かに許されません。
 しかし、パレスチナのテロは、ビンラディンなどと、同列にされる問題ではないのです。
 どう考えても、パレスチナ側の主張は正しく、イスラエル、アメリカ側は、譲るべきなのです。
 それを圧倒的な武力により、占領し、あきらかな一般市民を有無をいわさず、殺戮する。
 こんな状況では、テロを生み出すしかないのです。
 テロとテロの上乗りという最悪な状況を招いています。

 


 「パレスチナ問題」とはどういうものか、とてもこのスペースで書ききれないし、私にもそれだけの力量がありません。
 ユダヤ教、イスラム教、キリスト教という一神論の兄弟宗教のからみあうこの問題は、無宗教というか、多神教というか、しかも単一民族の我々日本人には理解しずらい問題です。

 しかし、我々日本人はキリスト教文化の影響を圧倒的に受けているのです。
 学校の教科書にしても、キリスト教文化の影響を受けた欧米的内容です。
 例えば、世界史の十字軍の遠征を憶えていますか。キリスト教側から見ると征伐の遠征ですが、イスラム側から見ると強奪され、蹂躙された出来事なのです。
 我々は、キリスト教、イスラム教のどちらでもない客観的な史実を学ぶべきなのですが、キリスト教的世界観からの歴史を学んできました。
 
 また、現在、「グローバリゼーション」の名の元に、武力をも用いて世界の支配を目指す人々は、宗教的には、キリスト教徒とユダヤ教徒ということも忘れてはいけないでしょう。
 
 21世紀、自然との共存を目指すには、森の神、山の神、海の神など、やおよろずの神々のいる多神教を見直すべきだと思います。

 とにかく、パレスチナに和平が訪れるために、意識し、声に出し、そして行動していきたいと思います。

 パレスチナに国土と平和を!

 

■5月のフェアトレード月間に行う
フェアトレード・セミナー
の概要が決定しました。
限定20名、先着順
となりますので、
お早めにお申し込み下さい。
(3/29 更新)

● フェアトレード・セミナー(座談会)
 日時:5/7(火)pm7:00〜8:30
 会場:三軒茶屋キャロット・タワー3F 
    生活情報センター内「パオスペース」
    
東京都世田谷区三軒茶屋太子堂4-1-1
 参加費:\500(要予約・先着20名予定)


 タイトル:「フェアトレードってなんだ?」
 メイン・スピーカー 兼 通訳:
  胤森なお子(グローバル・ビレッジ)
 ゲスト・スピーカー:
  ムーン・シャルマ(タラ・プロジェクト(インド))
  ラピュタ・フワミリザ(デザイン・インク(
ジンバブエ)
 司会:藤田康祐樹(ふろむ・あーす)


 主催:ふろむ・あーす  
 協力:グローバル・ビレッジ
 予約・お問い合せ:info@from-earth.net もしくは、
直接お店までご連絡下さい。

 現地生産者をゲストに招き、
 フェアトレードをわかりやすく説明することを
 目的としたセミナー。
 こじんまりとしたスペースで座談会形式で行います。

 

■フェアトレード・パネル展も開催!




● フェアトレード・パネル展
 日時:5/1(水)〜7(火)
  am9:00〜pm9:00 <5/7(火)のみpm7:00まで>
 会場:三軒茶屋キャロット・タワー3F 
    生活情報センター内「パオスペース」
     東京都世田谷区三軒茶屋太子堂4-1-1
 参加費:無料

 主催:ふろむ・あーす  協力:グローバル・ビレッジ
 お問い合せ:info@from-earth.net もしくは、
直接お店までご連絡下さい。

 フェアトレードを説明したパネル、
 現地生産者の写真の展示を行います。
 またフェアトレード関連のビデオ上映も
 予定しています。



● フェアトレード・ショップ・スタンプラリー
 日時:5/2(木)〜 4(土)
 詳細は、後日発表いたします。

 




写真上は、
ダージリンにも比較的近いカンチャンジャンガ農園
の自慢の無農薬オーガニック紅茶
リーフ \650、ティーバッグ \380、ポーチ入りリーフ \450
また、こちらの紅茶を使った紅茶クッキーは\280
新商品マサラ・ティーも4月入荷予定です。

空輸されてくる新鮮でおいしい、オーガニック・コーヒー\750、

カレーは、これまでのチキンベジタブルシーフードが新たに加わりました。各\480
それぞれ、香辛料がマッチするように絶妙に調合されています。
作り方は、普通のカレーを作るのと同じです。
香辛料がばらばらに入っていますので、辛いのは苦手な方は、チリを少な目にしたりと調節もできます。
さらに、チャツネを使えば、手早くおいしいカレーができます。

これらの食品はどれも、とても評判がよく、リピート率のとても高い、ファンの多いものです。
是非、一度お試し下さい。

 ネパールは今!(3/22更新)



 更新までに少し間があいてしまいました。
 すみません。
 パレスチナのことを書こうとも思っていたのですが、パレスチナのことは、書くことが多くて、ついつい構えてしまいます。
 このまま和平に向かうことを祈りつつ、またの機会に書きます。
 
 あと、5月の国際フェアトレード・デイに併せた企画、フェアトレード・パネル展の日程と場所が決まりました。
 
音楽情報ページにアップしました。この日程の中で、座談会形式のフェアトレード・セミナーも行う予定です。詳細は、また後日アップします。

 さて、今回はネパールの話しを少し。
 ネパールでは、ここ数年、西ネパールなどを中心に人民共和制樹立をめざすマオイストによる「人民戦争」という名のゲリラ活動が行われています。また、昨年の国王の亡くなった事件などもあり、「非常事態宣言」も度々とられ、治安が悪化しています。
 そうした影響を受け、ネパールの観光客はがくんと減ってしまいました。ネパールにとって、観光は大きな収入源ですので、大打撃を受けています。
 先月のネパリ・バザーロの展示会の際に、「半年ぶりのネパールは、想像以上に深刻な状況だった。」と涙ながらに話された代表の土屋春代さんの話しは私もショックでした。ネパールの深刻な状況を土屋さんの話しを聞くまでは、想像できませんでした。
 私には、今のところフェアトレードを通じての応援しかできませんが、これまで以上に、大好きなネパールのことを気にかけて、応援していきたいと思います。

 ネパリバザーロからの人気商品を紹介いたします。
 春夏新商品(シャツ、スカート、雑貨等々)も入荷、写真の他にも、いっぱい素敵なものがあります。
 写真左はリピート率のとても高い人気の食品。
 写真下は、新入荷、早くも人気沸騰のヘンプサンダルです。
 

 

■イベント情報(3/11更新)
 
  4月のアースデイ
  5月の国際フェアトレード・デイ
  ディジュリドゥのワークショップなど、
  イベント情報を音楽情報ページにアップしました。

 



 
 まだ、企画をつめているところですが、
 がんばっていいものにしたいと思います。

 




写真は、
アフガン難民女性の手作りによるカラフルなポーチ=\1,500
小さくてわかりづらいと思いますが、素敵なリング
=\1,600
純度92.5%以上のステアリング・シルバーにラピス・ラズリをあしらったものと、非常に繊細な彫銀が施されたものと2種。
お店に時々見える
お客さんに彫金師の方がいらっしゃるのですが、大絶賛でした。

 アフガニスタンその後!(3/5更新)



 アメリカの報復攻撃終了後、先日の復興会議などもあり、すっかり一段落ムードで、アフガンの報道は、ほとんど無くなってしまいました。
 また、その数少ない報道でも、タリバーン崩壊後の自由が強調されてるようですが、実際はそんな甘いものではないのは、想像に難くないでしょう。
  ペシャワール会のアフガンの現地報告によると、タリバーン崩壊後、アフガンの治安は悪化の一途を辿っているようです。
 代表の中村医師のジャララバードからの報告によると「今度の一連の爆撃や政権交代劇によってもたらされた「自由」とは、強盗・略奪の自由、麻薬栽培の自由、餓死の自由であって、事態はタリバンの出現した1992年に戻った」とまであります。
 今後の復興に向けて、生半可なことではないでしょう。
 マスコミ報道があまりあてにはなりませんが、是非今後もアフガニスタンを忘れずに、見守って欲しいと思います。
 アフガン国内はもちろんですが、国外のパキスタンやイランにある難民も大変な状況です。
 大変な状況の中、難民キャンプの支援活動を行うオッケンデン・インターナショナルから、キャンプに暮らす難民の女性たちの手作りによる素敵な新作が届きました。
 私たちにできることは限られていますが、こちらのアフガン難民を支援するフェアトレード品を少しでも多く、販売することと、アフガン国内向けにペシャワール会への募金を引き続き行います。
  継続的な支援こそが重要です。
  どうぞよろしくお願いします。

 


 2002年春夏物が、入荷中です。





 まだまだ寒い日が続きますが、日中の陽射し、風、また夜空などに、春の到来を感じるようになりました。
 お店にも、春夏物が入荷し始めました。
 PEOPLE TREE(GLOBAL VILLAGE)さんの春夏物は、ある程度入荷しましたし、我が家の息子たちがモデル参加した、2002年春夏カタログ・マガジンも大好評発売中(\350)です。

 2/24の日曜には、ネパリ・バザーロさんの春夏物の展示会があり、素敵な春夏物を仕入れさせて頂きました。
 ネパリ・バザーロの代表の土屋春代さんやスタッフのみなさんと有意義なお話しができましたし、全国のフェアトレード・ショップの方々と交流する楽しい時間がもてました。
 また 、セミナーに招かれていたカンチャンジャンガ紅茶農園のディリーさんから貴重な話しを聞くこともできました。こちらのオーガニック紅茶は、リピート率のとても高い人気商品ですし、改めて紹介いたします。
 日曜日、展示会に行く前には、キャロット・タワーにて、地域通貨「アースディ・マネー世田谷(仮称)」の第1回ミーティングもあり、いろいろな方とお会いでき、興味深いお話しが聞けました。
 ネパールの現状、アフガンの現状、地域通貨のお話しもまた、改めていたしますね。
 とても1回では語り尽くせない有意義な日曜日でした。
 素敵なフェアトレードの春夏物、どうぞよろしくお願いします。

 




 
\880(消費税込み) <マガジンハウス>

 グローバル・ビレッジ、ワン・アース



●「世界がもし100人の村だったら」が入荷しました。


 以前に
紹介しました、メールの世界であっという間に世界中に広まった「世界がもし100人の村だったら」が、マガジンハウスより出版され、ベスト・セラーになっています。

 とても素敵な絵が加わり、詳しい解説も素晴らしく、統計数字もより現実に即したものとなり、想像した以上に素晴らしい本に仕上がっていましたので、一人でも多くの人にこの本を読んでもらいたいと思います。
 
子どもにもオススメできます。
 ふろむ・あーすでも絶賛発売中です。(通販もOKです。)
 一家に一冊、是非。

 内容は、ふろむ・あーすの理念と非常にリンクする内容で、私の敬愛するジョン・レノンの「Imagineとも相通じるものがあります。

 世界を、地球を、一つの村として考える。
 100人の村というのは、想像しやすいのではないでしょうか。
 この100人の村で日々起きている様々な出来事をよーく、想像してみてください。


 Imagine there's no countries,
 Imagine all the people sharing all the world.

 (メール版「世界がもし100人の村だったら」は、こちらにアップしました。)

 

 フェアトレード・オーガニック・チョコ (2/9更新)

大人気のフェアトレードのオーガニック・チョコレート!
お店にもおいてある無農薬のボリビアのカカオとフィリピンの黒砂糖「マスコバド糖」をスイスの工場で精製するのですが、植物油脂はいっさい使わないベルギーなどと同じ製法です。
手間暇をかけて手作りされています。
同レベルのチョコレートが高級菓子店では、板チョコではなく、高そうな箱にちょこっと入って、かなりの値段で販売されているのですから、\230のこのチョコレートが人気なのは、うなづけます。

従来の人気のラインナップ、ミルク・ヘーゼルナッツ、モカ、ホワイト(各\230)の他に、今年はシリアル・バー(各\250)ラム・チョコ(\450)が加わりました。
どちらもとても評判なのですが、特にラム・チョコの勢いはすごく、度々品切れになってしまいました。



バレンタイン・ラッピング!

それぞれのチョコに
簡単無料ラッピングのコース、\230チョコ2ヶをかわいい和紙でラッピングした\10ラッピングのコース(\470)、さらには、ハートの手編みミニ・セーターや、ネコのアイピロー、シルバー・リング、ヘンプのパースなどと組み合わせた様々なセットをご用意しております。
ご自分でチョイスして、別のものを組み合わせて頂いても 、もちろんOKです。

手作りチョコには、フェアトレード・ココアと砂糖がオススメ!
ココアはガーナのココア(\600)とボリビアのココア(\480)、どちらもリピート率の非常に高い大人気の極上ココアです。
砂糖は、フィリピンの黒砂糖マスコバド糖(\320)とタイの椰子の花蜜糖(\280)。普通の砂糖とは、ひと味もふた味も違う、無漂白の砂糖です。
これを、使って、至福のチョコづくりにチャレンジしてみてください



 

■映画「遠い夜明け」から考える(2/4更新)
 
「遠い夜明け」ごらんになりましたか?
 だいぶ、カットされてたようで、特に、後半はかなり強引に終わってしまいました。
 残念ながら、エンドロールの部分もありませんでした。
 ちゃんと見たくなったので、今度、ビデオをレンタルして見てみます。
 この映画は、ソウェト蜂起、ビーコーの死、ドナルド・ウッズの亡命と1976〜78年の出来事を、ウッズ氏が出版した原作を元にそれから約10年後の1987年に製作されました。
 1987年当時の南アは、変わりなく、かたくなにアパルトヘイトをおこなっていましたが、国際世論の非難は日増しに高まっていました。
 それからさらに数年を経て、やっと、アパルトヘイトが撤廃されるのです。

 今回この映画を紹介したのは、南アでのアパルトヘイトの不条理なひどさは、私なんかが言葉で書くよりも映画を見たほうがはるかに実感できると思ったからです。また、そのことからその他のことにも言及ができればと思ったからです。それは、
・黒人差別はアメリカなどでも同様におこなわれてきた。
 また、世界中で差別は未だになくなってはいない。
・現在でも同様の事が世界でおこなわれている。
・アパルトヘイトどころか、元々住んでいた人々を大殺戮したのが、アメリカ。そしてオーストラリア等。
・地球規模でもアパルトヘイトのようなことがおこなわれているのではないか。


アパルトヘイト(黒人隔離政策)の歴史
 南アには元々、ズールー、コサ等、様々な民族が生活をしていました。
 16世紀になって開拓移民がヨーロッパ(主にオランダ)から入ってきました。
 19世紀になると、ヨーロッパの植民地政策によって、南アには、イギリスが侵略してきました。
 そうした中で20世紀初頭には、この国を10%の白人(ボーア人)が支配し、アパルトヘイト政策を成立させ、どんどん強化していき、黒人のみならず、インド系などのアジア人、有色人種の参政権も剥奪していったのです。
 映画にもでてきたホームランドと呼ばれる黒人居留区は、この国の70%以上をしめる黒人を、国土の10%以下の指定地に強制的に住まわせたものです。
 その中でマンデラなど有力な指導者は、ビーコーのように、強引に囚われました。
 幸い、マンデラは獄中で拷問死することなく、アパルトヘイト撤廃後の南アで釈放され、黒人が参政権をもったアパルトヘイト廃止後最初の選挙で、大統領に選ばれます。

 


アメリカやその他の国でも人種差別
 実は、黒人隔離政策と同じようなことは、アメリカでも行われていました。
 アメリカにもマーティン・ルーサー・キング、マルコムXら優れた指導者がいました。 そして、人々は立ち上がり、人権を勝ち取り、差別政策はなくなっていくのですが、未だに人種差別は完全にはなくなってはいません。
 南アでも同様です。そして世界中に人種差別があります。

パレスチナとイスラエル
 この映画にあったような、圧倒的な力による不条理な暴力、殺人行為が、 未だに、世界中でおこっています。
 その最たるものが、パレスチナです。
 イスラエルの軍隊、警察の圧倒的武力によって、パレスチナの罪のない一般市民の殺害、破壊が毎日のようにおこなわれています。

ネイティブ・アメリカンとアメリカ
 アメリカに、元々すんでいたのは、インディアンと呼ばれるネイティブ・アメリカン、ホピやナホバなど、様々な部族です。
 そこに、開拓移民がヨーロッパから入ってき、彼らを迫害していきました。最終的には、生物兵器まで使用して、彼らを殺し、アメリカからほとんど抹殺して、今のアメリカをつくりました。
 オーストラリアには、アボリジニーがいましたが、開拓移民は、やはり、彼らを殺し、おいやり、今のオーストラリアをつくりました。

地球規模のアパルトヘイト
 南アのアパルトヘイトは10%の白人が支配する国でしたが、 地球全体でみても、10%以下の人間に搾取、支配されている状況は似ているな、と思いました。
 かつて、アフリカやアラブ、アジア、南米から様々な資源を搾取していった先進国は、 現代では、特許などの権利によって、途上国のみならず、お金を吸い上げるシステムをつくりあげています。
 グローバリゼーションという甘い言葉で、途上国にも同じテーブルにつけるといっていますが、搾取の構図をより強固にするためのシステムづくりと、世界をアメリカナイズするだけにしか見えません。
 富の再分配や、貧困、差別の解消していくため、我々はより注意深く意識することが必要だと思います。

(機会をみて、それぞれのテーマについて、もう少し詳しく書いていきたいと思います。)

 AMANDLA !!

 

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