●地球日記●   

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地球日記 <2002年5月〜2002年6月>


またまた、ワールド・カップ・ネタです。(6/29更新)
  4年に1度ですので、お許し下さい。
  今週もサッカー以外のことにもスポットをあてたいと思います。

 いやー、残すは決勝戦と3位決定戦の2試合を残すのみとなりました。寂しいですね。あっという間の1ヶ月でした。

FIFAにNO!!
  今回のワールド・カップ、チケット問題に選手のコンディションの問題や審判の誤審の問題などいろいろありましたが、FIFAの体制に問題がありだと思います。
  FIFAの人たちが、自分たちの私腹を肥やすためだけにやっていて、選手のこと、ファンのことを考えてなさすぎです。我々サッカー・ファンは馬鹿にされていますね。このままだまっていないで、何かアクションを起こすべきです。

誤審
 誤審の問題もいろいろ言われているのですが、審判の質を選ぶということは、まず大切だと思います。
  また、私の目にする限り誰も言っていないので、あえて言いたいのですが、大きな問題はワールド・カップ前にルールを変更することだと思います。
  ワールド・カップごとに、今回はこのファールは厳しくとるとか、ファールについてのとり方を変更するので、選手も審判も対応しきれないのです。
  ワールド・カップが終わって、ルールについて検討して、変更するところは変更して、それで4年間やる、そしてその集大成をワールド・カップにもってくるという風にしてもらいたいですね。

韓国
 韓国、すごいですね。ベスト4にふさわしいサッカーをやったと思います。拍手です。
  今回のワールド・カップで、大韓民国を「デーハンミングック」と読むということを初めて知りました。あのすごい応援をなんどもTVなどで見たおかげですね。
  それにしても、韓国や中国の漢字の名前は、勝手な日本語読みで教わってきたので、正しい読み方がわからなくて、困ります。

 


  例えば、金大中さんのことを最近でこそ「キムデジュン」と正しく呼びますが、以前はずっと「きんだいちゅう」でした。人名や固有名詞は、その国の呼び方でおしえてもらいたいものですね。

 また、私がこどもの頃に受けた教育では、戦前の教育や最近話題となった歴史教科書のように、敵対国家とまではいきませんが、あまりいいイメージをもつようなものではなかったようです。
 実際の授業でならった韓国併合というものがどういうものか知るようになったのは、20才を過ぎてからです。
 私の長男は今、小学校4年ですが、今回のワールド・カップのおかげか、今小学校で、韓国のことをいろいろ教わっています。韓国語の挨拶を教わったり、料理でチジミをつくってみたり、楽しく勉強してるのを見て、いいなーと思っています。
  私も子どもに、「おとなりさん、韓国を応援しよう」と言って、今回のワールド・カップは、いっしょに、韓国を応援していました。
 子ども達の世代には、もっと仲良くしてもらっていい関係を築いてもらいたいですね。

ナショナリスト(国旗・国歌)
 
ワールド・カップに興味のない方は、この盛り上がりを冷静に見て、世界中のナショナリストが騒いでるという風に見えるんでしょうね。
  私はサッカーが好きで、特に美しいアートのようなプレイを見たくて、日本以外の試合を見にいったりするのですが、それでも日本代表を応援しますし、他の試合と比べて冷静に見れません。
 やはりナショナリストの血があるんですね。こんな最悪な政府で、いつも文句ばっかり言っていても、自分の生まれた国を愛してるんですね。
  しかし、無条件に日の丸を降って、君が代を歌うことはできません。
日本の国旗・国歌はどうするのかはっきり話しがされないから、結局こういう場でも日の丸・君が代を使うしかないんですよね。多くの若者がなんの疑いもなく、日の丸を降る姿には、危惧を覚えます。

  ワールド・カップから、思ったこと、考えたことを、今週もとりとめもなく書きましたが、今回でワールド・カップ・ネタは終わりの予定です。次はまた、4年後ですかね。
 では、また。

 

今週もさらに引き続きワールド・カップ話、ですが、サッカーから少しはなれて、ふろむ・あーす的な話題にしたいと思います。(6/22更新)
  決勝トーナメント1回戦も終わり、いよいよ今日から準々決勝ですね。
  日本は残念でした。悔いの残る試合でした。一昔前の日本を見ているようで、見ていて点が入る気がしなかったです。
  その後の韓国は、逆に見ていて負ける気がしなかったですね。ヒディング監督の超攻撃的采配とサポーターの応援はすさまじかったですね。 今回残念ながら出場できなかったオランダの攻撃的サッカーを彷彿とさせ、「オランダはここにいたんだ」とさえ思いました。

 マスコミはイングランド、イングランドと騒ぎ立てますが、これまでの試合はつまらいない凡戦だったと思います。私のこれまでのベスト・マッチは先の韓国VSイタリアとアイルランドVSスペインです。韓国同様、アイルランドの熱ーいスピリットが伝わってきました。
  あ、セネガルVSデンマークも良かったですね。セネガルのFW、ディウフの個人技は今大会No.1ですね。わくわくします。もっと見たいですね。次も勝って、ブラジルとやらないかなー。

  さて、サッカーの話しはこの位にして、せっかく世界から32もの国が参加しているのですから、その国の話しをしたいですね。 普段サッカーに興味のない人も今回のワールド・カップは見ている人が多いです。
  サッカー以外のこと、例えば、チュニジアの人はこういう顔をしてるんだ。トルコは、セネガルは、メキシコは、エクアドルは、・・・と、その国の人の風貌を知ったり、特に日本と対戦する国に関しては、歴史地理もTVで紹介されるので、他の国対して知識が増します。
  フランス代表の多様な人種構成を見ると、フランスにはいろんな人種がいるんだな、ということを知ったりもします。
  ただ、現在フランスは右派がどんどん強くなっていて、移民の排斥に向かいつつあります。今回の敗戦もその流れをさらに加速させそうで、危惧します。
  アルゼンチンでは、最悪な経済状況の中、今回のワールド・カップの勝利で、国民に夢を与えられると思っていたのですが、残念な敗退となってしまいました。
  マスコミでもアルゼンチンVSイングランド戦は大騒ぎでしたが、この因縁の対決は前回のベッカムの件やそのまた少し前のマラドーナの事件の前にもっとすごいことがあったんですね。
  1970年代だったと思いますが、フォークランド紛争というのを憶えてますか? アルゼンチンとイギリスの戦争があったのですが、この発端の一つがワールド・カップでの戦いだと言われています。

 


 今回話題になったカメルーンですが、せっかくなので、もう少し詳しくその国を紹介して欲しかったですね。
  遅れて到着することになった原因は、つきつめると国の貧困だと思います。カメルーンの代表選手の多くはヨーロッパで活躍し、彼ら自身はそれなりに稼いでいるのですが、代表として戦う場合も最低限の報酬を要求するのは、これからのチームや若手のために、前例をつくるべく、必死で交渉してるのだと思います。ですが、国のほうにはお金がない。
 こないだのアフリカ選手権での宿泊先など、日本選手には耐えられないでしょうね。
 ともあれ、貧困な国にあって、彼らは、多くの少年のあこがれであり、夢でもあります。また彼らの試合が多くの国民に元気をあたえます。

  今回出場のアフリカの国々、ナイジェリア、カメルーン、セネガル、南アフリカは素晴らしい音楽があるところでもあります。
 カメルーンのマヌ・ディバンゴや当時の南アフリカから亡命したヒュー・マセケラやミリアン・マケバといった人たちは60年代から70代にかけてワールド・ワイドに活躍したアフリカン・ミュージックのパイオニアですし、ナイジェリアには、フェラ・クティ、キング・サニー・アデ、バリスターといったそうそうたる巨人がいますし、セネガルも日本でもCMでお馴染みのユッスー・ンドゥールといったスターやバーバ・マール、イスマエル・ローといった素晴らしいシンガーがいます。
 ざっとあげただけでこんな感じです。 すごいですよね。

  音楽の話しついでに、アイルランドまで話しは飛びますが、アイルランドの音楽も素晴らしいですよね。プランクトンというプロモーターが定期的に日本で紹介しているので、かなり定着してきましたが、10数年前にアイリッシュ・ミュージックのチーフタンズが始めて来日したころは、小さな会場で、観客に日本人は少なく、まわりはアイルランド人でいっぱいでした。当時私は、アイリッシュ・ウィスキーにはまっていたので、アイルランドの人たちと飲む機会も多かったのですが、その時のアイルランド人の印象は、大柄で、お酒(ギネス・ビールとアイリッシュ・ウィスキー)を飲んで、顔を赤らめた、気のいいおやじといった感じで、私たちは、悪い意味ではなく、「赤鬼」と呼んでいたりもしました。
  話しがそれていったようですが、アイリッシュ・ミュージック、いいですよね。
 なんだかとりとめがなくなりましたが、サッカーを通してでも、ある国に興味を持ったり、またさらにその国のことをもっと詳しく知りたくなって知っていくこともあるので、そういう近づきかたもありだなーと思います。

最後に音楽ついでのCD入荷のお知らせを!
 ロングセラーの名盤「しおのみち」ですが、ついに第3集が登場です。
 「しおのみち 三の巻」本日入荷予定です。
  試聴ももちろんできます。

 

■まずは、入荷のお知らせ!!(6/15更新)
 お待たせ致しました!
 しばらく品切れでご迷惑をおかけいたしました大好評のPIYOKOのハーバル・マイルド・シャンプー、ついに入荷しました!

 
製造が追いつかず、他の取り扱い店舗でも品切れだったのですが、ご配慮頂き、できるやいなや発送して頂けました。
  同じく、大好評のPIYOKOのアンチ・モスキート・スプレーともども、よろしくお願い致します。

■今週も引き続きワールド・カップの話しを。
 
いやー、日本勝ちました。すごいですね。予選突破にあと一歩です。チュニジア戦も引き締めて勝利で1位突破して欲しいですね。
 予選も最終ラウンドに入りました。
 期待のセネガルが予選突破しました。日本の決勝ラウンドでもセネガル旋風を期待しています。
 しかし残念なことに、フランスが予選落ち、そしてなんと今日はアルゼンチンが予選落ちしてしまいました。ショックです。まさか、フランスが日本に来ないまま、帰国するとは、ジダンが見れないとは。そしてアルゼンチンが、ヴェロンがクレスポがバティがもう見れないとは。夢のバティとクレスポの2トップを見てみたかったです。今日は絶対そうするべきだった。
 優勝候補の最有力と言われた2チームが姿を消し、混沌としてきました。こうなったら日本にいくとこまでいって欲しいですね。
 アルゼンチンやフランスには、勝つイメージは全然わかないけど、他のチームになら(ブラジル除く)、ホームだし、うまくいけば、勝つチャンスは充分あると思います。(目指せ、優勝 !!)

 



 今回の2002 ワールド・カップの公式アンセムとなっている曲があるのですが、私はすっかり、これにはまっていて、1日中聞いていたりします。何年かたってもこの曲を聴けば、今回のワールド・カップの感動を思い出すと思います。
 ワールド・カップ・ダイジェストなどのBGMでよく使われているので、聴けばわかると思うのですが、TVのBGMではなく、一度ちゃんと聴いてみて欲しい曲です。最近お店でもよくリピートしてかけていますので、聴きにきてみて下さい。
 この曲はスタジアムで、試合前にかかっていたり、選手入場でも必ず使用されています。もうこの曲を聴くと興奮がよみがえります。
 この曲を作曲したのは、ヴァンゲリスという人です。あまりきいたことがないと思いますが、映画音楽の大御所の人です。ブレード・ランナーとかの音楽もこの人です。
  日本音階のメロディーに、琴の音色がサンプリングされていたりして、結構安易なのですが、荘厳で高揚感をあおるオーケストラを使用した盛り上げ方は、さすが巨匠、ヴァンゲリス。

 ちなみに、ヴァンゲリスの壮大なオーケストラ・ヴァージョンの他に、JS16というダンスミュージック界の人がリミックスした軽快なトランス・ヴァージョンもあり、どちらかというとそっちのほうがTVなどではよく使われています。これはこれでありなんですが、やっぱり、ヴァンゲリスのオーケストラ・ヴァージョンがいいですね。
  朝からこの曲を聴き、お店では、さらにトランス・バージョンとさらに、サッカー音楽の定番、オペラ・ベイブも織り交ぜて、聴いていたりします。
 この曲を聴きながら、ワールド・カップ、さらに盛り上がりましょう。

 

ワールド・カップとフェアトレード(6/6 更新)



 
寝不足の日々が続くハードな1ヶ月が始まりました。
 これまでのW.C.は、時差の関係で夜中や朝方に見るのが普通だったので、なんか変な感じです。
 セネガルの劇的な勝利という開幕戦でしたが、セネガルは本当にいいチームなんですよね。アフリカの高い個人能力に戦術が加味された新たなアフリカ・サーカーの旋風を予感させます。
 ついにホームの日本、韓国も登場、日本は、惜しくも引き分けました。これまでの課題だったポイントでの失点が残念でした。
勝てる可能性もあっただけに、この引き分けが予選突破に響かないことを祈りつつ、次戦、次々戦での勝利を願います。
 韓国は、すごくいい試合をしていました。期待できそうです。サポーターもすごく良かったと思います。
 日本も、もっともっと審判や相手チームにプレッシャーをかけて欲しかったです。
 私は、なんと今回の予選で一番見たかったカード、アルゼンチンVSナイジェリア戦のチケットが運良くとれ、つい先日鹿島スタジアムで観戦してきました。
 ナイジェリアの出来はもう一つでしたが、アルゼンチンのスーパースター軍団の動き、バランスは素晴らしく感動でした。特にベロンにはしびれました。今回のW.C.は彼の大会になるのではとさえ思えました。素晴らしいプレイを簡単そうにやってのけます。サポーターもうまく使うんですよ。近くで見れて大感激でした。
  しかし、連日の報道通り、空席は目立ち、8割に満たないほどの入場者でした。
 ころころ対応を変えられるのもいやですが、とりあえず、空席分は販売して、超満員の会場にして欲しいです。
 アート(芸術的)ともいえる素晴らしいプレイに我々は魅了されて、試合も見に行きたいのですが、ボイコットしたいほど、FIFAはひどいですね。癒着や金権体質を断ち切って改革してほしいですね。




 あと、サッカーボールの話しを。
 以前から問題になっているのですが、サッカー・ボールは、縫製などは基本的に手作業なのですが、その多くは児童就労によってつくられているのです。しかもとても安い賃金です。
 フェアトレード・ワールドカップ・キャンペーンとして、こうした問題の改善をFIFAに求めています。詳しくは、こちら
をご覧下さい。
 児童労働に関しては、ACE(Action Against Child Exploitation)
をご覧下さい。
 もちろん、お店では、児童就労によらないフェアーなサッカーボールも販売しています。(\5,500)
 フェアーなサッカーボールでフェアーな試合をして欲しいですね。 では、また。

 

■もし私が(あなたが)パレスチナに生まれていたら!(5/30 更新)
 もし、私が(あなたが)パレスチナに生まれて、パレスチナ人として育ち、普通に生活していたとします。
 しかし、国はイスラエルに占領されていてないようなものです。
 非常にかたみの狭い生活を送っています。
 日々、大軍備の攻撃を受け、生活基盤は破壊され、学校や、病院も破壊されています。
 さらに、両親や兄弟が何の罪もないのに、イスラエルの攻撃に巻き込まれ、殺されてしまいます。
 アメリカや多くの先進国からは、見てみぬふりをされています。
  宗教は、イスラム教を信仰し、報復のための自爆テロは宗教的に許されています。
 こんな状況で、報復のための自爆テロを行わない自信がありますか。私は自信がありません。自爆テロに走ってしまいそうです。

 


 パレスチナでは、このような状況で自爆テロが行われているのです。
 どうすれば、自爆テロを防げるのか?
 自爆テロに対して、 報復の攻撃を行っても、それに対して、また自爆テロが生まれてしまいます。
 自爆テロが行われないようにするには、その原因を取り除くしかないのです。
 国土と自由を獲得し、国家として独立し、不当な占領、攻撃を受けないことが大前提です。これまでの恨みはすぐには消えないでしょうが、それから、国家として自立していけるよう長い目で支援していくことが必要だと思います。もちろん貧困もなくしていけるよう努力します。

 アラファト議長はなんとか解放されたものの、イスラエルが行ったジェニンの虐殺は、うやむやにされてしまいました。
 こういう反テロを口実にした、不当な攻撃と占領を許すべきではありません。

 




 東ティモールのピース・コーヒー\850(粉のみ、真空パックです)
 酸味の少ないすっきりとした飲み口です。

 今回の話題ではありませんが、その右のペルーのリキッド・コーヒー(\480)、その後ろのネパールの紅茶クッキー(\280)、マンゴ・ジャム(\500)も、リピート率の高い人気の定番品です。

 祝!独立! 東ティモールのフェアトレード・コーヒー!(5/23 更新)



 
 先日の5/19に東ティモールが正式に独立しました。
 独立まで長い道のりでした。これまでの過程を見ていて、国が独立することがどんなに大変か思い知りました。
 多くの犠牲を伴い、やっとの思いで勝ち取った独立を祝いたいと思います。
 しかし、この新しくできた国は、アジア最貧国に加わってしまうのです。
 これから、いかに国として自立し、最貧国から抜け出していくか、やっとスタートに立ったばかりなのです。
 ネパールやバングラディッシュがいまだに最貧国から抜け出せないように、かなり険しい道のりが予想されます。
 緊急支援やインフラ基盤の整備に向けたODAなどの援助がまだまだ必要ですが、私たちはフェアトレードを通じて、この国の復興を支援していきます。
 1ヶ月ほど前から、東ティモールのコーヒーを扱っています。このコーヒーは、緊急支援を中心に行うNGO、ピースウィンズ・ジャパンのフェアトレード・プロジェクトです。ピースウィンズが、アフガンなど緊急支援を中心に行っていることは、みなさんもご存じかと思いますが、最近フェアトレード部門が立ち上がったのです。
 今、多くのNGOは、緊急支援、ODA、そしてその後の自立に向けての重要な手段として、フェアトレードに注目しています。
 今回のこのコーヒーのプロジェクトは、以前に新聞でも報道されましたが、東ティモール国内向けを中心に生産し、フェアトレードで、海外にも販売していく予定だそうです。
  東ティモールにとってコーヒーは、復興に向けて重要な役割を担うと思います。このコーヒー・プロジェクトは絶対成功させないといけないと思います。頑張って紹介していきますので、応援よろしくお願いします。

 

「百年の愚行」入荷しました!(5/16 更新)



地球の未来を考えるきっかけとなる強いメッセージが込められた写真集。
 この本は、Think the EarthプロジェクトというNPOから出版された、21世紀のはじまりに地球の未来を考えるきっかけとなる強いメッセージが込められた写真集です。
 この中に納められた100枚のあまりにも強烈な写真に、思わず目をそむけたくたくなるかも知れません。
 しかし、20世紀の100年に我々人類が行ったことを直視して、同じ過ちを繰り返さずに、明るい21世紀にするために、ポジティブに見てもらえればと思います。
 ついつい忘れがちな私は、時々この写真集を見て、流されていってしまいそうな自分を見直したいと思います。
 写真の他に、秀逸なエッセイ、コラムもあります。
 前書き文を引用させて頂きます。

|||| 本書 前書きより |||||
 科学技術と産業が飛躍的に発達した20世紀は、「創造と革新の世紀」と呼びうるかもしれません。とはいえその一方、それは「破壊と愚行の世紀」でもありました。戦争や迫害は言うに及ばず、乱獲や乱伐、無謀な土地の開発や造成、大量生産と大量消費による自然破壊は、人類そのものの存続にまでかかわってきています。
 そんな現実に目を向ける必要がある、と私たちは考えました。美しかった過去を懐かしんだり、美しかるべき未来に期待したりするのももちろん結構なことでしょう。でも世紀の変わり目に、私たちがどんな地点まで来てしまったのか、どんな場所に立っているのか、振り返ってみるのも悪くないと思ったのです。
 この企画では総計100点の写真を選び、1冊の写真集を編んでみました。それぞれの写真は、人類が地球環境と自分自身に対して及ぼした数々の愚行の「象徴」であり、と同時にひとつひとつがれっきとした「現実」でもあります。個々の「現実」を捉えたのは、多くは報道に携わるフォト・ジャーナリストたち。彼ら写真家と、作品を掲載したメディアに敬意を表し、新聞紙を再利用した台紙に写真を貼ったオリジナル版を1点つくり、それを複写し、再構成することにしました。古新聞はまた、大量消費とリサイクルの時代の象徴でもあります。
 写真に加え、池澤夏樹、アッバス・キアロスタミ、フリーマン・ダイソン、クロード・レヴィ=ストロース、鄭義〔ルビ:チョン・イー〕の5氏に、前世紀を振り返り、新しい世紀を見据えたエッセイの寄稿をお願いしました。各氏の卓見をお読みいただきたいと思います。
 私たちと私たちの子孫が生き延びるために、今後どのようなことをしなければならないのか。それを考えるためには一瞬立ち止まり、現実を見据えなければなりません。
本企画がその一助となることを願っています。
『百年の愚行』エディトリアル・ディレクター 小崎哲哉




より多くの人に手にとって頂くために、オリジナル版を再構成。
写真の持つ迫力はそのままに、古新聞は各章のトビラに使用しています。
売上げの一部は、同プロジェクトを通じ持続的な未来のための活動に使われます。
特別寄稿 池澤夏樹(小説家)
     アッバス・キアロスタミ(映画監督)
     フリーマン・ダイソン(宇宙物理学者)
     鄭義 チョン・イー(小説家)
     クロード・レヴィ=ストロース(文化人類学者)
発行元:Think the Earthプロジェクト
定 価:2400円+税(A5判)

この写真集のもっと詳しい紹介や
Think the Earthプロジェクトの詳細は、こちらをご覧下さい。

 


 フェアトレード・セミナー!(5/8 更新)



 昨日(5/7)ふろむ・あーす主催のフェアトレード・セミナーが行われました。<写真 左>
 ご参加して頂いた皆様、本当にありがとうございました。
 pm7:00〜8:30までの予定を30分オーバーして、pm9:00まで行われましたが、もっと続けたい、あともう30分あればという感じでした。
 「みなさん満足して頂けたかなー。」と気になっています。
 スピーカーのムーンさん、ラピュタさんは、とても喜んでおられました。
  20数名のこじんまりとした場で、みなさんの自己紹介も交えて、アットホームな雰囲気でできたのは、良かったと思っています。
  感想・質問などございましたら、是非ご連絡下さい。もしくは、お店でお話しをしましょう。
 また、生産者の方を招いてのセミナー、勉強会は、ひんぱんにはできませんが、昨日の胤盛さんのような、日本のフェアトレードNGOの方を招いてのセミナーでしたら、連続して行うことも可能ですので、要望がございましたら、是非お知らせ下さい。
 フェアトレード月間はまだまだこれからです。
 お店のほうでは、5/11からは「食」にスポットをあてて、試食・試飲なども行います。
 フェアトレード月間、盛り上げていきましょう。

 

フェアトレード月間!(5/2 更新)



5月4日は、国際フェアトレード・デイ、
 5月はフェアトレード月間です。


昨日5/1からは、お店のすぐ近くのキャロット・タワーにて、パネル展が始まりました。5/7まで開催中です。

また、今日5/2からは、フェアトレード・スタンプラリーが始まりました。こちらは、5/4までの開催中です。
このスタンプラリーは、5/4までにラリー参加店舗のうち、4店舗をまわって、自由が丘にゴールするという企画です。
ラリーのパス代は\1,000ですが、ゴールすれば、5/4の自由が丘のシンポジウムが無料で参加できたり、各お店で、割引やプレゼントなど、様々な特典があり、とてもお得です。

そして、5/7は、キャロット・タワーでのフェアトレード・セミナー

お店でも、5月をフェアトレードの「衣・食・住」をテーマに、5/1〜10を「衣」、5/11〜20を「食」、5/21〜31を「住」と、それぞれ、クローズアップします。
普段から扱ってるものなのですが、紹介ポップと併せた、クローズアップ・コーナーをもうけます。
「食」のテーマ期間中は、様々な試食・試飲も行いますので、お楽しみに。




 <キャロット・タワー3F「パオ・スペース」でのパネル展>



是非、ご参加下さい。
フェアトレード月間を盛り上げましょう。

お問い合せなどございましたら、
info@from-earth.net まで、ご連絡下さい。

 


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